![00149 みんな押していますが……](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00149)
ほとんどの人が、エレベーターに入って横のボタンを押すんです。エレベーターの階のボタンは、扉の横が基本です。横の壁の低い位置にあるのは、車いす用なのです。そういうシールが貼ってあります。 そもそも、扉の横のボタンと横の壁のボタンの役割の違いがあるのです。まず、低くなっているのは、車いすに座っている人が押せるようにです。子供が押しやすくなるためではありません。このボタンで押された階は、扉の開閉時間が延長されるのです。 つまり、横の壁のボタンは、《停止階を伝える》役割と同時に、《車いすモードを指定する》コトで《開閉時間を延ばす》目的があるのです。言い換えると、《サービス種類を分ける》ためです。 ほとんどの人は、開閉時間を延長する必要がないのに、横の壁のボタンを押しています。そして、「閉」ボタンを押して1秒でも早く締めようとするのです。なにか、矛盾していないでしょうか。 押す側の認識不足なのか、エレベーター側の配慮不足なのか。いずれにしても、ムダがあります。 改善余地、大有りではないでしょうか。いっそのこと、ドアの横をなくして、「車いす」ボタンをつけては、どうなのでしょうか。
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