![00146 取りにくい割り箸](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00146)
ある食堂で、この割り箸入れに遭遇しました。多くの食堂では、割り箸はテーブルの上の箸立てに刺さっているものです。この食堂も箸立てがありました。ちょっと違っていたのは、写真の様に蓋がついている箸立てでした。 そもそも割り箸が必要な状況って、どんな状況でしょうか。食事が運ばれて来て、食べる直前です。テーブルには料理が並んでいる状況です。その状態でテーブル中央にある割り箸を取るというコトは、服が手前の料理につかないように手で押さえながらとることになります。 つまり、片手で割り箸をとる状況というコトです。 ところが、この箸立てにはふたがついています。ふたを持ち上げると、全ての割り箸が一緒に持ち上がってくるというものです。ふたを手放すと、割り箸は下がり、ふたがされるというものです。 片手では絶対取れない仕掛けなのです! え〜って感じです。何なのでしょう、この箸立ては。割り箸の《清潔さを保つ》必要性は分かりますが、《割り箸を取りやすくする》役割が全く無視されています。《手間を減らす》効用を得ているのは、店側であって、食事をする方ではないのです。 結局、私は左手でネクタイを押さえ、見かねた向かいの席の人にふたを持ち上げてもらい、ようやく割り箸を手にすることができました。 ふたがあるから清潔と言いたいのでしょうが、どの位のペースで掃除しているのでしょうか分かりません。むしろ、入れっぱなしで、不衛生にさえ感じます。
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