![00125 都心にそびえ立つ大樹](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00125)
これはビルに描かれた高さ約30mの絵です。ご覧になった方もおられるかもしれません。新幹線の車窓からいつも見て不思議に思っておりました。都会のど真ん中に大樹なのです。どう見ても違和感があります。 この建物は、物流センターのようです。大きな建物にならざるを得ないようで、周辺に住んでいる人や景観的な配慮をしたのでしょう。そもそも、ビルの壁面に絵を書くのは、何のためでしょうか。 壁面に絵を書くのは、建物に《注意を惹く》タメか、建物の《存在を隠す》タメかです。この場合、大樹の《存在感を思わせる》コトで、建物の《存在感を減らす》のが狙いなのでしょうか。《癒しを与える》とか、《安らぎを生む》とかなのでしょうか。 確かに何もないよりましですが、都会に大樹というのはあまりにも《存在感を隠す》コトができず、逆に《注意を惹く》コトになってしまっています。周辺に住んでいる人は、違和感がないのでしょうか。 私は、車窓から見るこの景色に明らかに違和感を感じました。あるはずのないモノがあるのですから。 調べてみると、この物流センターは製紙メーカーのモノでした。木を大切にしているというアピールなのでしょうか。それも違和感があります。
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