![00120 これは危険な表示ですね!](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00120)
これは、バス停です。危険なバス停なのです。ご覧のとおり、3つの番号が床に表示してあります。1つのバス停で行先が異なる系統が到着するため、系統別に決められた番号の列に並ぶというシステムです。それはいいとして、気になったのは、点字ブロックが1と2の間にあるということです。 この点字ブロックは警告用で、これより先に行くと危険という意味です。実際バスが停車する時に、車体が黄色い線のギリギリのところまで来ます。ということは、「1」の列に並んでいる人は全員なぎ倒されてしまうのです。 そもそも、この番号は《列を定める》コトにより、《整列を促す》目的があります。それによって、《混乱を減らす》狙いと《事故を減らす》効用が生まれます。 しかし、問題の「1」の列は、《事故発生率を高める》コトになっているのです。とても危険なわけです。係の人は、「1」の列に並ばないように説明されていました。《混乱を減らす》どころか、混乱します。 床の表示は、ペンキやシールではなく、タイルとして焼き付けられていました。修正不可能です。きっと、このまま床材を変えるまで使い続けるのでしょうね。 設計した人は、公共施設なのに、何の配慮もしていませんね。そして、タイルを張っている人は、この並びでいいのかと、少しも気づかなかったのでしょうか。あきれてしまいます。
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