![00119 本当にこの訳でいいの?](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00119)
あるホテルのトイレの入り口にあった案内表示です。トイレは、当然、男女に分かれています。このホテルでは、紳士淑女が集う高級ホテルということもあってか、「Men」「Women」という分け方ではなく、「Gentlemen」「Ladies」という分け方をしているようです。 ところが、その下にある日本語の訳です。意味はあっています。「男性用トイレ」と言いたいのでしょうが、それを紳士淑女向けに表現し直したのでしょうね。果たして、紳士は化粧をするでしょうか。 案内としては、男性用か、女性用かの《区分を明らかにする》役割があります。そして、《表現を柔らかくする》コトによって、《高級感を醸し出す》狙いがあるのでしょう。 しかし、「化粧室」とはどこから来たのでしょうか。男性も化粧する時代かもしれませんが、「化粧」とあると「女性」と繋がってしまう人も多いはず。これでは、《区分を明らかにする》コトができていないように思います。 しかも、紳士が化粧をしている情景を想うと、吹き出しそうになりました。 いったい、訳した人は何とも思わなかったのでしょうかね。もしかしたら、《笑いを引き出す》狙いでもあるのでしょうか。それによって、《雰囲気を和ませる》効用があるのでしょうか。私には、この訳は受け入れられませんね。
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