![00114 究極の箸袋ですね](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00114)
ある地方の居酒屋で遭遇した箸袋です!これまでも、箸袋は私にとって格好の研究材料でした。しかし、これほどまでに極小の箸袋に出会ったことがありません。もはや箸袋と言っていいのかどうかも定かではありません。 この箸袋は三角形の形状をしています。広げると長い短冊状の紙です。糊付けなどされていません。そして、割りばしの先、口に当たる付近を完璧に覆っています。しかも、割りばしのスリットにうまくはめ込んであるので、何かのはずみで抜けたりしません。何よりも、立っています! とても目立ちます。 箸袋のファンクションは、先端の《衛生を保つ》ために、《先端を覆う》必要があります。そして、《未使用を示す》コトで、《配膳ミスを無くす》狙いもあります。袋は、そのまま箸置きになり、箸置きを手作りする《手間を無くす》効果もあります。もちろん、紙の《使用量を減らす》ことになるため、《ゴミを減らす》効用もあります。スリットに挟み込んであるので、《配膳作業を容易にする》と共に、三角形に立ち上がっているので《配膳確認を容易にする》事にもなってそうです。 実に優れた箸袋です。このおり方は一般的なのでしょうか。私は見たことがありませんでした。考えた人は、素晴らしいと思います。多くの居酒屋で試されてはどうでしょうか。どことなく、レストランでナプキンがきれいにお皿の上に立っているかのような印象すら感じます。《気品を感じさせる》箸袋でもありました。
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