![00111 ビル入り口の点字ブロック](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00111)
ここまでする必要があるのでしょうか。あるビルの入り口にあった点字ブロックです。ブロックと言うよりも点字鋲(びょう)です。二重の自動ドアの間の空間にある点字鋲は、屋外にあるモノと同様に配置されていました。 まず、この前室に要るか要らないかです。手前(ビル外側)は点字ブロックがあります。しかし、ビル内には点字鋲は続いていません。そして、自動扉の幅はとても狭く、迷うほどの空間ではありません。しかも、健常者にとってはとても歩きにくい空間になっています。おまけに、フロアマットですが、点字鋲状に切に気がありました。 点字ブロックは、視覚障碍者にとって《歩行を助ける》ためにあるはずです。《方向を伝える》コトと《注意を促す》コトをしているのですね。フロアマットは、ビル内に泥や砂など《靴の汚れを除く》効用があり、その結果、ビル内の《衛生を保つ》狙いがあるわけです。 このビルは、確かに視覚障碍者には《歩行を助ける》かもしれませんが、健常者は点字鋲を迂回することができず、《歩行を助ける》どころか障害物になっています。そして、点字ブロックを歩くと、フロアマットで《靴の汚れを除く》ことができず、当然、ビル内の《衛生を保つ》こともできません。 これしか方法がないのでしょうか。とてもムダな気がします。視覚障碍者は本当に助かっているのでしょうか。大多数の方が困っているのではないでしょうか。お年寄りや乳母車の方も多く行きかうこのビルです。もう少し知恵を出せると思います。
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