![00109 工事中か解体中か](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00109)
都内を歩いていて、見上げてびっくりしたビルです。ビルが切れています。驚きと同時に、写真を撮っておりました。そして、裏側を見たくてうろうろしておりました。 このビルの平面図は、 ∠コ なのです。最上階は、長方形になっています。分りにくいかも知れませんが、建設中でも解体中でもありませんでした。表通りから見る限り、ペラペラなビルにしか見えませんでした。 ビルは、《床面積を増やす》役割がありますが、容積率などの制限もあります。また、《特徴を表す》コトで、《印象を強める》役割も果たしています。それは、働く人にとって、《気分を高める》狙いがあり、見る人にとって、《シンボルを与える》意図もあります。 構造設計上、難しそうですが、いたって合理的な気がしました。本来、上層階の方が高い単価で売れるので、《容積率を守る》と同時に、《上層階の床面積を増やす》ことがしたいのです。 このデザインは、見事にその矛盾を解決しています。デザイナーの工夫ですね。仕上がりもとても綺麗でした。 デザインした人は、この形にするまで色々と悩んだのでしょうね。そういうところから、画期的なデザインと感動を生み出したのでしょうね。
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