![00107 折りたたみ傘?](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00107)
立派で、堂々たる柄のついた傘ですね。私の知人が持っていたので、撮らせていただきました。ご覧のとおり、折りたたみ傘です。その特徴的な柄は、皮が巻かれていてとても高級感がありました。 そもそも、折りたたみ傘は、傘をさしていない時に邪魔にならないよう、コンパクトにたためるように開発されたものです。長い傘は邪魔なのですね。最近は、3つ折りは当然で、100gを切る軽量とか、収納時厚み2.5cmといった謳い文句で売られています。 つまり、折りたたみ傘は、《雨を遮る》働きと《耐風性能を高める》役割の他に、《収納寸法を小さくする》という重要な役割があるのです。 そこで写真の折りたたみ傘ですが、確かに布の部分はコンパクトになりましたが、柄の部分が大きいままです。《収納寸法を小さくする》コトができず、邪魔なようです。《高級感を出す》コトは達成していても、折りたたみ傘のファンクションを満たしていませんね。 これでは、折り畳みである必要がありません。それにこの柄は、ステッキの柄のようです。布を折りたたまずにたためば、傘縦にステッキが刺さっているようになるのかと思いましたが、残念ながらそんな形にはなりませんでした。 まったく使用者の立場になっていない、中途半端な傘ですね。こんな傘を買う人がいるのかと思いましたが、目の前の友人が買っていました(汗)。
|