![00106 何のための橋?](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00106)
川も道も谷も、何も超えていない橋です。これは、とあるターミナルビルの前にある橋です。ターミナルの前と言っても、結構距離があり、わざわざ行くようなところではありませんでした。 ふつう橋は、またがなければならない障害があるところに設置されます。ところが、この橋の下には、白い砂利が敷き詰めてあるだけでした。この空間は行き止まりで、人が歩く用事など全く見当たりません。なぜ、橋にしたのでしょう。 そもそも橋は、《障害物を超える》目的で、《荷重を支える》機能が備わっています。超える距離が長いほど、《強度を高める》必要があり、その結果《部材寸法を大きくする》ことになります。つまり、高価な橋ということです。 この橋は、長い距離をまたいでいました。《強度を高める》ため《部材寸法を大きくする》必要がありました。しかし、それだけの費用をかけて超えたものは、白い砂利でしょうか。そんなに大切なモノでしょうか。 この白い砂利は、雑草が生えて管理も適当に行われています。はっきり言って、超える必要はありません。 ただ橋を作るだけの目的で作ったとは思えませんが、それしか思い当りません。他に、役割があるのだろうか。
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