![00094 紙々コップ](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00094)
紙コップにさらに紙がまいてありました。待ち合わせに入ったカフェでもらった紙コップが写真のようなものでした。表面が凸凹しているのに、中はつるっとしています。 なるほど、紙が二重になっているのか。と思った私は、躊躇なく分解を始めました。めくっていくと、普通の紙コップが見えてきました。どこにでもあるような、紙コップです。なるほど、安価な本体に、ちょっとデザインされた紙をまくだけで、高級感がでるんだなとみておりました。 しかしちょっと、考えが変わったのです。持っている手が熱くないということです。つまりこの外側の紙は、《高級感を出す》役割の他に、《温度上昇を防ぐ》効果があったようです。 そして、《温度上昇を防ぐ》ためにの手段は《熱伝導率を下げる》コトです。その材料は空気。つまり《空気層を作る》コトで《熱伝導率を下げる》仕組みだったということです。 さらにこのことにより、《放熱を防ぐ》コトを可能にし、コーヒーの《温度を保つ》効用もありそうです。もちろん、アイスコーヒーなら《結露をなくす》効き目がありますね。 こうしてみると、2重にすることのファンクションが多いことが判りますね。
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