![00090 あまりに危険!握れないノブ](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00090)
非常階段なのになぜ?!あるビルの非常階段への扉のノブです。ステンレス製の丸い球体の形をしています。デザインと言えば、それで片付くかもしれませんが、ここは非常扉です。 そもそも非常扉は、非常時に人の生命を守るために備わっているモノです。この扉のノブは、非常時の状況を考えていたのでしょうか。非常時の扉は、火事が発生した時に火や煙を遮断するために重要な役割を果たします。 ということは、《人を通す》と同時に《煙を遮る》役割が必要です。しかも、《生命を守る》ために《避難時間を縮める》働きが求められます。つまり、扉は《開閉を容易にする》使命があるはずです。どんな状況下にでもです。 火災が発生している状況では、多くの場合、人は動転していることが考えられます。そして、スプリンクラーが作動していることでしょう。手は濡れ、力も入らない状態で、この扉のノブを開閉できるのでしょうか。 《開閉を容易にする》どころか、《開閉を困難にする》機能になってしまっています。《避難時間を縮める》コトもできず、もしかしたら《人を通す》役割を果たせなくなるかもしれません。これでは《生命を守る》コトなどできません。 すぐに取り換えるべきです。こういうノブは別のところに使ってもらいたいです。少なくとも非常扉に採用したのは間違いですね。
|