![00088 なに!帯にチャックが…](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00088)
旅館の浴衣の帯に一工夫がされていました。ある集まりで温泉旅館に泊まった時のことです。なんと帯にチャックが付いているのです。写真は、そのチャックを開けてみたところを取りました。 ふつう、帯は浴衣を着る時に腰のあたりに締めるものです。締めやすく、邪魔にならず、緩めやすければいいように思います。小物入れのようなものは求められません。しかし、ここは温泉旅館です。日本の温泉文化では、浴衣姿で館内や街をうろうろすることが良くあります。多くの人は、お湯によっているかお酒に酔っています。小銭や部屋のカギを落とさないためにも、このようなポケットは有難いですね。 ということは、この帯は、《着くずれを防ぐ》目的の他に、《小物を収める》役割があるのですね。それは、《紛失を防ぐ》あるいは《紛失の不安を解消する》狙いがあるのでしょうか。体に密着し、しかもチャックだから《安心を感じる》コトも容易ですね。 これは、お見事ですね。ファンクショナルです。これで心置きなく楽しみに集中できますね。 帯だけを見ていると、何も改善余地がないように思いますが、使用する人、その時の状況を考えれば、困っているコトが見えてきますね。帯に新たな役割を付け加えたいい例だと思います。
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