![00086 間違ってる!キティのシール](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00086)
電車のドアの下の方に貼ってあるこのシール、ファンクショナルじゃありません。このシールは、小さな子供が戸袋で怪我をしないようにすることを目的に貼られているものです。カタチやキャラクターは違っても、よく見かけるものです。 そもそもこのようなシールは、どのような役割があるのでしょうか。まず、大人の目につく高さと言うよりも、子供の目線で貼られています。そして、子どもの好きそうなキャラクターや楽しくなるようなカラフルな色でデザインされています。 と言うことは、子供の《注意を惹く》コトで、《文字を読ませる》働きがあり、それによって《危険を伝える》役割があるのですね。そして、最終的にはドアとの《距離を離す》狙いがあるのでしょう。 でも、本当でしょうか。こんなにカラフルで楽しげで、しかもキティという優しいキャラクターだったら、遠くにいる子供でもドアに引き寄せられてしまうのではないでしょうか。ドアとの《距離を離す》どころか、きっとベタベタと触り始めることでしょう。しかも、「ゆびをはさまれるよ」の色を1文字ずつ変えていますね。残念ながら赤と青は存在感がありません。「びさる」だけがくっきり読めます。これでは《文字を読ませる》機能も不十分です。 結局、親が補足説明と、監視をしないといけなくなります。《危険を伝える》のはシールではなく、親ですね。シールは役に立っていませんね。
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