![00085 電車の郵便ポスト](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00085)
一見、郵便ポストに見えませんでした。品鶴線の起点としてのモニュメントかと思いました。場所は、品川駅の構内です。それにしても、かなり力が入った凝りようです。郵便物を入れるところも、ちゃんと2つに分かれています。郵便収集の方は、横から取り出すようになっています。「郵便」とか「日本郵便」という表示が、電車の行き先表示やヘッドマークになっているのですね。よく見ると、車輪やレールまでありました。 そもそも、郵便ポストの役割って何でしょう。投函から集荷までの間、《郵便物を預かる》使命があります。《紛失を無くす》必要があり、同時に預かり物の《損傷を減らす》役割が求められます。そして、何より、ポストの《存在を伝える》必要があります。しかも、遠くからでも判る様に、《認識性を高める》目的があります。 そういうふうに考えると、《存在を伝える》コトができていません。人は、ポストを探す時、赤い塊をイメージします。明らかに、《認識性を高める》コトに失敗しています。 しかし、一方で、《話題を集める》効用が生まれていました。品川駅へ来た記念に写真をとって《記録を残す》行為も見られました。結構、《人気を集める》モノだったようです。別の意味で、《存在を伝える》コトができているということですね。
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