![00084 使いづらい公衆電話ボックス](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00084)
最近、あまり見かけなくなった電話ボックスです。わざわざ使いづらくしていたので、とても気になったのです。まず、階段を3段上がらなければなりません。そして、ドアを空けるためには、階段の途中で作業をしなければなりません。登り切ってしまうと、立つ場所が少なく、ドアは開けられません。もちろん、自分で上がったり降りたり、開けた閉めたりしておりました。 そもそも、電話ボックスは、街中で《存在を伝える》必要があり、誰もが利用できるように《開け閉めを容易にする》コトや《利用障害を無くす》コトが望まれます。さらに、道路脇に設置されるものであるため、《自動車衝突を避ける》役割も求められます。 そうか! 階段を付けて、車道との《高低差を着ける》コトによって、《自動車衝突を避ける》狙いがあるのかもしれません。ん〜、でも手すりが歩道側に付いているのはどうしてだろう。決して《安全性を増す》機能が十分とは言えません。 では、何のために階段が付いているのでしょう。ヒントは、冬にありました! このあたりは、積雪量が多く、冬の間は階段が埋もれるくらいなのです。判りましたね。つまり、この階段は、年間の《使用可能期間を延ばす》ために、冬でも利用できるように高くしていたのです。たしかに、これなら夏も冬も利用できます。多少の不便はあっても、長い冬ずっと使えない事のほうが問題だったのですね。さすが雪国。
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