![00075 非常時に外れる窓](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00075)
日本では、非常“ドア”ですよね。アメリカのバスに乗ると見かけるのが、この非常“窓”です。緊急時に赤いレバーを引くと、窓を外に押し出すことが出来るようです。そこから脱出するわけですね。 そもそも、非常時というのは乗車中に事故や火災が発生し、本来の出入り口へ辿りつけない状況の時です。日本では、非常口の前の椅子を跳ね上げますが、アメリカでは椅子が踏み台になります。 つまり、《脱出を容易にする》役割があるわけですね。でも、どうして窓だけなのでしょうか。日本のように下半分も外れるようにしなかったのでしょうか。費用の問題でしょうか。それとも、構造を変えるのが面倒だったのでしょうか。 もしかしたら、川や湖に転落したことを考えて、《浸水を防ぐ》狙いもあるのかもしれません。アメリカは、日本のようにガードレールとか完備されているわけではありませんから。それなら、ちょっとは理解できそうですね。 ちなみに、天井にも非常口がありました。ジャンプしても届かないような天井です。水が侵入したあとに使ったり、横転したときに使うようです。いろいろな事故を経験しているアメリカらしいですね。
|