![00049 板ガムの包み紙](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00049)
ガム食べてますか?写真は、板ガムの包み紙を開いたところです。別に、特別変わったところもなく、普通ですよね。銀紙があって、包み紙があります。 実は、この銀紙、何のためにあるのでしょうか。どうして、銀紙でないといけないのでしょうか。どうして、端がギザギザなのでしょうか。 ガムが日本に伝わったときから、このスタイルは変わっていないのです。不思議ですよね。技術が進歩しているにもかかわらず、変わっていないのです。そこには、必要なファンクションがあるからなのですね。 ヒントは、香りと湿気にあります。 銀紙は、《香りを閉じ込める》機能や《湿気るのを防ぐ》機能の達成のためにあるのです。銀紙は、銀でできているのではなくアルミでできています。アルミの性質なのでしょう。キッチンにもアルミホイルがありますよね。あれも、同じ性質を使っているのです。 銀紙の端が、ギザギザしているのは湿気たときに《はがす作業を助ける》ためにあります。そして、包み紙は《商品名を示す》ためではなく、銀紙と銀紙がくっついてしまわないようにあります。つまり、《ガムの取り出しを容易にする》ためなのです。 だから、銀紙も包み紙も必要なファンクションがあるので、なくすことができないのです。
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