![00023 危険なスロープ](ve_door_img.php?sdasrt8aserasdlfk73rawe=00023)
ホテルの入り口のスロープです。このスロープ、まったく役に立ちません。私は、出張にいつもキャリーバッグを使います。そのため、階段にスロープが着いていると、とても助かります。しかし、このスロープはあまりにも急勾配で、しかも幅が狭いのです。 スロープは、そもそも、足の不自由な車椅子やお年寄り、よちよち歩きの子供、荷物を運ぶ台車など、使用者にとっての≪上り下りを助ける≫機能があると思います。そして≪段差をなくす≫や≪勾配を緩める≫といった機能を手段としています。 しかし、このスロープは、段差はなくなったかもしれませんが、勾配が緩められていないので、不自由な人はおろか、健常者の私ですら苦労しなければ上れませんでした。しかも、このホテルは東北にあります。積雪時は間違いなく100%だれも利用していないでしょう。 実はこのスロープ、利用することが目的ではなく、設置することが目的なのです。つまり、≪身障者への配慮を示す≫機能を達成するためだったのです。 その結果、身障者どころか、残り少なくなった階段を皆が通りにくそうにしていました。本末転倒な滑稽な事例ですね
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