横田尚哉
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海外レポート20050808
米国ではVEをさまざまに活用
(建設通信新聞20050808掲載)
早いもので、VE国際大会へ参加は今年で3回目となる。毎年参加して思うのだが、国の違いはあるものの、日本も海外から情報を取り入れて、時代の要請とともに社会システムも変わっていかなければならない。とは言え、そう簡単に情報も入らないし、システムは変わらないものだ。
設計VEが、現在の公共事業の様々な問題解決に適用できるにもかかわらず、その最新の情報や技術を伝えられる人が少ないことも事実である。横田尚哉は、日本と海外の情報や人の橋渡しとなるべく、最新の国際的な情報をレポートする。
ジョン・ロビンソン米国VE協会会長
この大会は、6月26日から6月29日の4日間に、米国カリフォルニア州サンディエゴのホートン・プラザ・ホテルで開催された。参加者は、名簿の上で276名であり、アメリカが213名と一番多く、韓国18名、日本12名と続いている。他に、クウェート、サウジアラビア、台湾、カナダ、ハンガリー、イギリス、オーストラリア、オランダ、インド、バングラデッシュ、ドイツ、アラブ首長国連邦などからも参加があり、国際色豊かな大会である。注目したいのは、韓国の参加者が日本を初めて上回ったことである。韓国におけるVEが、急速に広がっている証であろう。実際、韓国でのCVSの取得者が急増しており、国際的にも注目されているのだ。
大会は、朝8時から夕方5時までの間に、基調講演や受賞発表、46件の技術発表、10個のフォーラムが、内容濃く詰め込まれていた。技術発表では、それぞれが自分の体験や考えを参加者に強く主張し、理解を求めようとする熱いエネルギーを感じた。また、参加者も自分の考えや疑問を自由に投げかけ、さながら会議のようであった。本来、技術発表はこうでなければならないと強く感じた。
日本人による発表は6件あり、そのうち3件が建設関連である。横田尚哉も「公共事業における利用者価値の新しい評価方法」というタイトルで発表を行った。この論文は、公共事業を機能とコストの他に、時間とプロセスも同時に考慮した評価式の提案を行ったものである。予想以上の参加者数と質問の多さに、日本のVE技術も本場アメリカで十分通用するのだと実感した。
発表後、参加者から称賛を頂く横田尚哉
米国のVE適用の状況について触れておきたい。米国では、法律により2千5百万ドル以上の連邦道路庁補助事業は必ずVEを適用しなければならず、その適用段階は、ほとんどが設計VEである。2004年度は、324件に適用され、総額11億ドル以上の削減という大きな効果をあげている。一方、日本では、関東整備局や大分県などの発注者が設計VEを取り入れはじめたが、設計VE適用のルール化はまだ十分とは言えない。もっと積極的に設計VEを適用し、事業コストの問題解決に取り組むシステムが必要である。
交通フォーラムでは、バージニア州交通局、フロリダ交通局、米国DB(デザイン・ビルド)協会などがパネラーとなり、1時間にわたって議論が交わされた。まず大きなニュースは、DBのプロセスにVEテクニックが取り入れられることで合意が得られたことである。いかに、いいものは取り入れようと、VEテクニックを多方面に活用しようとする彼らの改善意欲がうかがえる。その後、DBにおけるVE実施者へのインセンティブ(成功報酬)やリスクをどのように考えていくかについて、活発に意見交換が交わされた。バージニア州では、VEを使って施工性レビューをしているとのことである。この施工性レビューは、1日で行うような簡略化されたもので、設計者と共に早い段階で実施されている。また、公共事業のプロセス改善にも適用しているそうだ。
横田尚哉が、VE国際大会に参加し、各国の技術者と交流して感じたことは、発注者のVEに対する意識が高いことである。発注者と受注者がともに技術を出し合って、事業を見直し改善している。日本も、公共事業をスムースに進めるために、発注者が設計VEに対した正しい理解を得え、テクニックを身につけることが必要であろう。
来る9月8日から9日に名古屋で開催されるVE全国大会の中で、公共事業関連の技術発表とセッションが予定されている。特に、VE導入の先駆けである大分県における導入ノウハウは価値がある。公共事業の発注者は、是非参加いただきたい。(
日本VE協会
http://www.sjve.org/
)
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